PENTAX67が届いたその日、記念すべき1本目のフィルムで写真を撮ってきました!
この日は曇天だったのに加え、出かけたのも夕方。購入したのがISO400のフィルムだったので、ちょうどよかったです。
あまりパッとしない写真ばかりですが、中判フィルムカメラならではのダイナミックな写りは見ていただけると思います。
PENTAX67のファーストロール
撮影したのは10枚で、うち1枚は半目になってしまったNGカット。残り9枚はイマイチなのも含めて全て掲載してみます。
まずは記念すべき1枚目。
少し暗めになってしまいました。そして少し手前にピントが合ってしまったのですが、この手すり!すごい存在感出てます。
ミラーアップした後にカメラを動かしてしまって、「ええい、ままよ!」って感じでシャッターを切った1枚。何とか形になっていました。
一眼レフユーザーの方はお分かりになるかと思うのですが、ミラーアップするとファインダーは真っ暗です。そのまますぐにシャッターを切らないと、完全に迷子になります(笑)
ちなみにNGの1枚はミラーアップの音をシャッターと勘違いしてしまって、その直後に目を閉じてしまったそう。ミラーアップしてから撮る場合は事前に伝えるようにしよう・・・。
曇天だけど、空に向けて撮ってみようと思った1枚。67判という独特なサイズなので、フレーミングに少し迷います。
雲の表現、遠くの木々の表現などが流石という感じ。
明るくいい雰囲気で撮れました。左上のボケは回っちゃってる感じですね。こういうのは枚数重ねてうまく調整していきたいです。
もう少し明るく撮れてると思ったのですが・・・普段絞り優先オートばかりなので、露出を調整するのが難しいです。67はファインダーの下にガソリンメーターみたいな露出計が表示されます(メモリはなしw)。
うまくフレーミングしたつもりでしたが、左上に写り込んでしまいました・・・!ファインダーが広くて、四隅までしっかり確認できてなかったです(汗)写真撮るときはコンタクトレンズにしようかな(今さら)。
なんてことない写真ですが、この写り。初めて中望遠レンズ(XF56mmF1.2)を使ったときの「あれ、僕なんかうまいのでは?」という錯覚に近いものを覚えました(笑)
ファインダーが大きいので、ついつい風景を撮りたくなることに気が付きました。これは晴れた日にまた撮りにきたい。
最後の1枚は少しごちゃごちゃした写真。これはなんかコメントしづらい・・・(笑)
1枚1枚としっかり向き合える(気がする)
写りはさすが中判フィルムという感じで、ただ撮るだけで存在感のある写真になる気がしました。
写り以外の気づきとしては、1ロール10枚しか撮れないので、現像後に1枚1枚じっくり見ます。今回の10枚は何度も見ました。そして1カットずつ全部どういう情景で撮ったか覚えています。これは結構新鮮で、しっかり写真に向き合えていいなあと思いました。
あとは僕の腕次第。これはテクニック的にもそうですし、筋肉的にもです(いや冗談抜きで)。いつも以上に写真が固くなってしまうし、構図もゆとりが出ません(今回ほぼ日の丸)。
もっと使いこなして、色んな表情・構図で撮れるようになりたい・・・・!