富士フイルムXシリーズで、ポートレート用レンズと言うと「XF56mmF1.2 R」「XF35mmF1.4 R」が思い浮かびます。
いずれもF1台の開放値。富士フイルムのカメラで撮られた写真のレンズをチェックすると、この2本のことが多い気がします。
ただF2未満でないとポートレートが撮れないかという話は全然なくて、どんなレンズで撮ってもポートレートはポートレートです。
今回はXF35mmF1.4 Rと必ずと言っていいほど比較される、XF35mmF2 R WRのポートレート作例をお届けします。
XF35mmF2 R WRで撮るポートレート。
作例を何枚か。
ほとんどの写真が開放値F2で撮影しています。F2でも十分なボケを作れますね。
発色はF1.4の方が良いと感じますが、オートフォーカスの速さや価格を考えるとかなり優秀なレンズに感じます。
最短撮影距離にストレスを感じるかも
このレンズの最短撮影距離は35センチ。実際使ってみると「意外と寄れない」と感じると思います。対するF1.4は28センチで、たった7センチの違いですがこちらは「まあまあ寄れるな」という印象。
この写真はほぼ最短撮影距離で撮影しているはず。
最大撮影倍率は0.135倍。撮れた写真を見るとここまであれば十分かな、と思うのですが、実際の撮影では少しストレスを感じるかもしれません。
旅行時に心強い
数日間に渡る旅行の際は、予定していない雨に振られたりします。
XF35mmF2は防滴防塵対応のため、旅行時に「少し天気が微妙だな・・・」という時でもストレス無く撮影できるのが魅力かなーと。
旅行では主に移動しながらの撮影。テンポよく撮影していきたいので、高速オートフォーカスもこのレンズの魅力の一つです。
3枚目はわかりにくいですが雨天時の撮影です。
防滴防塵対応は作品撮りでいろいろ工夫するときでも心強いですよね。
まとめ
スナップメインで使われているイメージのXF35mmF2 R WR、ポートレートでの作例をお伝えしました。
僕はF1.4も使用していますが、F2で撮るポートレートも好きです。普段からポートレートメインの方はF1.4を選択される方が多いかもしれませんが、普段はスナップや物撮りメインでF2を使われている方も、せっかくなのでポートレートでも試してみて下さい〜。
では!