個人的な話です。
今年はあっという間だった、と言わない年はないと思うけど、今年は特にそうでした。
季節の移ろいは感じつつも、それぞれの季節があっという間に駆けていったような気がします。今年の2ヶ月は、これまでの1ヶ月くらいの体感でした。
変わらざるを得ない日々の中で、光を見い出せる人もいれば、暗闇に落ちていく人も、まあ案外変わらないなという人、色々だったと思うのですが、僕はさっぱり駄目でした。
あまり思い出したくないのですが、しばらく心が駄目になっていて、それはもう非常に辛かった。
主な原因はリモートワークに順応できなかったところにあるんですが、そもそもあまり良くない状態だったのかなと思います。30年の人生の中で、無数の分岐を経て、たどり着いた先だったんだなと。
休職はしなかったし、したらもう戻れなかったような気がします。まあギリギリでした。周りの人のサポートがなければ無理だった。色んな人に助けてもらった・・・本当にありがとうございます。
毎日HP1MP1で生きてる感じでした。きつー。元々不安定な方ですが、ここまでいったことはなかったです。
一人で抱え込まないようにと言うけれど、一人で抱え込むしかないような気がしてくるから辛かったりするんですよね。誰かの「大丈夫ー?」が本当に救いでした。なかったら死んでた。でもタイミングによっては全てがきつくて無視してた(ごめんなさい)
家族や、自己形成の過程に関わった友達とかと、よく話した。少しでも元気なときに頼って良かった。
そんなこんなで、今年は写真を全然撮りませんでした。特に不調のときは、デジタルで撮れなかったなあ。すぐに写真が見れてしまうのが結構きつかったです。物撮りとかならいいんですけど。
一応フィルムは少し持ち出していて、1日数枚撮る日もあれば、1週間に1枚も撮らない日もあったんですが、春くらいから少しずつ撮ってました。6ロール。1ロールは早々に現像に出していたんだけど、今日残り5ロールを現像に出して、色んな感情がごった煮になった。僕しかわからない感情。
2020年さようなら。
憂鬱さようなら。
2020年の憂鬱にさようなら。
良い年にしましょう。