No.26

生活とか写真とか音楽とか?あと美味しいもの?

僕らのイタリア旅行日記 vol.11|ローマ編③

イタリアに行ってから、もうすぐ1年!!動揺を隠せません!年も元号も跨いじゃったよ・・・

未完のまま放置していたイタリア旅行記、写真を見ながら「あ〜ここ・・・行ったなあ〜」なんて思い出しながら、完結に向けて再開いたします。

ローマの港町、チヴィタヴェッキアへ

この日、本来の予定では「青の洞窟」に行く予定でした。

しかし現地旅行代理店のストライキにより、急遽ツアーがキャンセルに・・・妻は「青の洞窟」イタリア旅行をチョイスした大きな理由としていたため、これは非常にショックでした。

ただここでめげないのが我々!とにかく海があるところに行く!となって決めたのが「チヴィタヴェッキア」という港町。

ローマ中心部から北西へ、一応ローマ県にある都市です。

鉄道で行ったよ

午前中にコロッセオとフォロ・ロマーノを観光し、更に周辺散策の後、鉄道で別の地へ!めちゃアクティブじゃん・・・

午前中に伊勢神宮がっつり観光してから、ちょっと周辺観光してから鳥羽行く感じ!意外と行けるな!(三重ローカル)

イタリアの鉄道は自動改札がなくて、チケットを買ったらこのマシンで打刻しなければいけない。これしてないと罰金。難しいよ〜〜。

差し込んで、左に寄せると打刻されます。このルールがよくわかってなくて焦ってしまった・・・。

ちなみに乗った列車はこれ。イタリアの列車は基本的に外装が汚れてる(笑)

1時間ほどで到着

着きました〜。

すごく郊外って感じです。

海です!絶景ではない辺りが、逆にそそりますね(笑)

結構綺麗な海で、海水浴している人もチラホラいました。

ここの港からクルーズ船が出ているらしいです。帰りに日本人観光客グループと駅で遭遇しました。

ちょっと塩っぱかったパスタ。

寂れた観光名所みたいなところを発見しました。

落書きがやばい(笑)

ミケランジェロ要塞

駅から少し歩いた所にある「ミケランジェロ要塞」にやってきました。名前の通り、ミケランジェロが設計に携わった要塞(城)です。

港湾防衛のための要塞で、当初は教皇ユリウス2世によってドナト・ブラマンテに建設が委ねられ、1535年、パウルス3世のもとでアントニオ・ダ・サンガッロ・イル・ジョヴァネによって完成された。要塞の上部のマスキオ Maschio と呼ばれる塔はミケランジェロの設計によるもので、要塞全体の名となっている。この要塞はローマ帝国時代の建築物の上に建てられており、おそらくはローマ海軍の兵営であったと考えられている。

引用元:チヴィタヴェッキア - Wikipedia

第二次大戦の頃、この街の古い建物は被害にあってしまったそうなんですが、ここは残ったようです。

確かにこれまで行ったイタリアの都市に比べ、新しいめの建物が多いなーって思ってたんですが、戦争の被害が及んだからなんですね。

日本聖殉教者教会 Chiesa dei Santi Martiri Giapponesi

これと言って観光するところがない街なんですが、実は日本人と所縁がある街だったりします。

「日本聖殉教者教会」と言う教会があり、これは日本二十六聖人に捧げるために1864年に献堂されました。

この教会は第二次大戦で被害を受けるも、戦後に復興。その際日本人画家の長谷川路可が招聘され、内部装飾に携わっています。

内部装飾の中には和装の聖母マリアが描かれていたり、全体的に日本画風の装飾と、教会の装飾にしてはユニークなもの。

画像引用元:Chiesa dei Santi Martiri Giapponesi | Port Mobility Civitavecchia

これ結構楽しみにしていたんですが、予定の時間になっても教会は開かず・・・しばらく待って諦めました。

ちなみにこの地にこの教会ができた理由は、慶長遣欧使節の際、支倉常長が降り立ったことを所縁にしているようです。

ご覧の通り、銅像もありました。

さらに宮城県石巻市(支倉常長が出発したところ)とチヴィタヴェッキアは姉妹都市で、2011年の東日本大震災の際は義援金が送られています。

帰りは途中下車してみた

車窓から見える田舎風景が良いなあと思い、帰りは適当に途中下車してみました。

すごくローカルユースな駅。世界では色んな人が色んな毎日を送っているんですよねー。当たり前ですけど。

観光地から外れるのは、旅の良い味付けと言うか、面白くする要素な気がしています。同じようなこと何度も言ってる気がしますが(笑)

次で多分終わり!

青の洞窟行けなかったのは残念でしたが、こういうイレギュラーも楽しいものです。イレギュラーが楽しめる夫婦で良かった(笑)

さて多分次回でイタリアを去ります!長かった〜!旅行終盤に向かうにつれ、シャッターを切る回数がどんどん減りました。疲れと、慣れみたいなのですね。

最終日はバチカンに行ってきました。なんとか旅行後1年を過ぎない内に書き上げたい・・・!

イタリア旅行日記の過去記事はこちらから!

www.takchaso.com