以前からiPhoneで利用しているカメラアプリ「VSCO」。
Lightroomプリセットはそれなりの値段で中々手が出なかったのですが、20%オフだったこともあり、勢いで買ってみました。
ちょうどiMacも買って、大きな画面で写真さわさわ楽しいな〜と思っていたところ。いいタイミングです。
VSCOのプリセットについて
プリセットは合計で9つ。1つ59ドル。高いよ・・・。
どのプリセットも中身は「フイルムシミュレーション」+「ツールキット」という構成になっています。
プリセットごとに中身が違うのは「フイルムシミュレーション」(Portra160とか、Velviaとか)で「ツールキット」(フェードやフイルムっぽい粒子量、コントラストとかの調整が出来るやつ)はどれも一緒。
2つ目以降は単純に「フイルムシミュレーション」を買うために59ドル払うことになります。うう・・・
VSCO Film 02を選びました
05と迷いましたが、作例も見つつ一番使いやすそうな02にしました。
フイルムの構成は次の通り。
フイルム名の後ろについている±はシミュレーションのかかり具合を表しています。
いくつか現像して比較してみました
流石に全種類は辛いので・・・
現像前の写真
次の2枚を用います。
Adobe標準での現像です。
撮影機材はD7100とSIGMAの30mmです。
Fuji Neopan 1600
モノクロフイルムです。
コントラストが高く、力強い仕上がりになりますね。
Fuji Superia 100
元写真と比べて彩度・シャドウが上がり、写真に深みがでました。
いやらしくない、自然な仕上がりに感じます。
Fuji Superia 1600
対して1600は粒子量がフイルムっぽさを、またシャドウも増して趣深い感じになっています。
Kodak Portra 160 VC
はい、次はKodakの人気フイルム、Portraです。
Superia100が少し緑っぽいのに対し、こちらは暖色が強いです。ポートレートに合いますね。
Kodak Portra 400 UC
続いて400。こちらはUCです。
鮮やか、青が強い。
横並び
横並びにしてみました。
-と++の比較
シミュレーションのかけ具合の違いも比べてみました。
同じ写真ばかりで飽きてきたので違う写真で。先の例にないFuji Superia 800を試します。
一番わかり易い、-と++の比較です。結構違いますねー。
粒子量の差が目立ちます。
元の写真
Fuji Superia 800 -
Fuji Superia 800 ++
ツールキットを使えば、ここから粒子だけ除去したり出来ます。
おわりに、もう何枚か作例を
いずれも昨年以前に撮影したものです。
カメラはD5200かD7100、レンズはSIGMA30mmF1.4。
こうして過去の写真を再度現像するのも楽しいですね。
写真ごとに「これかな」と思うフイルムを当てはめていったのですが、統一感という意味ではある程度料理の仕方を絞ったほうがいいのかもしれません。
好きな写真を撮る人の色味を参考に、自分らしい現像を目指したいですね。
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