No.26

生活とか写真とか音楽とか?あと美味しいもの?

本の装丁メディア「装幀画廊」を再開しました。

皆さんはどんなとき、本が欲しくなりますか。

○万部突破、大ベストセラー!の中吊り広告、Amazonのレコメンド、SNSのシェア。んーなんだか、いずれもしっくりきません。

本で紹介されていた、知人の紹介で。これは動機として大きいです。

それでも、本が欲しくなる1番のきっかけは、やっぱり本屋で「本そのもの」を見つけたとき。

装幀画廊というWEBサイト

この度、装幀画廊というWEBサイトを再スタートさせました。

このサイトは本の「装幀」を写真に撮り、淡々と紹介していくサイトです。もともとは2016年の元旦に満を持してリリースしたサイトなのですが、紆余曲折あって閉鎖されていました。この度、秋の気配に誘われて復活。

装幀をきっかけにした本との出会いってありますよね

「装幀」とは本を綴じて、表紙などをつけたりする作業のことですが、僕たちは本の表紙やカバー、外箱のデザインのことを指して「装幀」としています。

世の中にはたくさんの本があります。
様々な本との出会い方の中に、「装幀」をきっかけにした出会いもあったのではないでしょうか。
美しい装幀の本は、本棚に並べるのが惜しくて、つい部屋に飾っておきたくなります。
装幀は、モノとしての本を持つ理由の一つだと思います。   - About | 装幀画廊

本が欲しくなる、1番のきっかけは本屋で「本そのもの」を見つけたとき。そう冒頭で述べさせて頂きましたが、その出会いは「装幀」がきっかけとなっていないでしょうか。

平積みされた本の中で、すっと目に入ってきた独特な質感の紙の表紙。特殊印刷の表紙。箱に入っていたりもする。背帯が個性的だったりする。

ここに本がありますよ、こんな本ですよ、というのを伝える役割が装幀にはあります。

本の役割である「情報」触れる手段は、いまや紙以外にも沢山あります。電子書籍でも、オーディオブックでも。ただ紙の本という手段の、愛おしさみたいなのを、遠回しながらこのサイトから感じ取っていただけると嬉しいです。

「装幀画廊」は、私たちが気になった装幀を紹介していくサイトです。
「装幀画廊」で紹介する「装幀」を気に入り、実際に本を手に取って頂けると、とても嬉しいです。

企画・運営 anachro(ing)について

装幀画廊はanachro(ing)という人たちによって運営されています。”あなくろ”と読みます。

anachro(ing)のanachroは「時代錯誤な」という意味。後ろに(ing)をつけて、「時代錯誤だけど、進んでるよ、新しいよ」という意味を持たせています。

このブログの過去記事を読んで下さった方は、どこかで見た文字面かもしれません。昨年は写ルンですに貼るシールなどを企画していました。たこさんちゃんねるというブログを運営するtako3と、学生時代にはじめたブランドです。

学生時代からanachro(ing)はマイペースに活動していて、定期的に(主に秋)なんかやりたいねーとか言って、企画を練ったりします。装幀画廊も2015年の秋〜冬頃、例のごとく「なんかやりたいねー」とか言って、名古屋は栄の中日ビルの近くにあるサイゼリヤで、二人でタバコをモクモクさせながら考えたサイトです。

コンセプトメッセージみたいなのは気まぐれで変わってしまうanachro(ing)ですが、僕らは当時からテクノロジーに敬意を払いつつ、モノの良さを伝えていく、みたいなことをやっています。

装幀画廊も「モノとしての本の良さってあるよね」っていう僕たちのふんわりした思いを、一つの形にしたサイトだったりします。

anachro(ing)のWEBページリニューアルしています

装幀画廊の再リリースに併せて、anachro(ing)のブランドページ的なのもリニューアルしてます。過去の企画・作品もまとまってますので、是非ご覧になってください。

anachro-ing.com

ナイスなサイトデザイン・コーディングは装幀画廊のサイト同様、tako3が担当しています。

たまに更新しますので、たまに見てやってください

装幀画廊はAmazonアソシエイトリンクは貼っているものの、それ以外は広告なし(今のところ)の完全に趣味サイト。

原動力は自分たちが好きで発信したいな、という気持ち。更新頻度は「この本の装幀素敵!」と思ったタイミング。たまに更新しますので、興味を持ってくださった方は「あーなんか良い本あるかな」くらいの感覚でふらっと覗きにいってやってください。

Twitterで更新のお知らせをしていきますので、どうぞこちらもフォローお願いします。

twitter.com

あと、anachro(ing)共同代表であるtako3の同内容に関する記事もチェックしてみてください!そもそもなんで一回閉鎖されたかみたいな話も書かれてます。

tako3.photo

では、「装幀画廊」をどうぞよろしくお願いいたします。

装幀画廊|https://soutei-garou.com/