X100Fにレンズフードやプロテクタを付けようとすると、「アダプタリング」を介さなければならない。
これが分かりにくく、特に自分の場合X100Fの現物がない状態でこの辺を検討していたのでちんぷんかんぷんでした・・・
X100Fにレンズフード・プロテクタを取り付けたい!
デフォルトの状態だと、次の写真のようにレンズにサイドプロテクタのような物がついており、このままだと何も付けることが出来ません。
このサイドプロテクタのような物は着脱可能で、これを外すとオス側のねじが出てきます。
ここにアダプタリング(メス:メス)をはめることで、レンズプロテクタやフードを装着することができるようになります。
登場するのはこの3つ(純正品)
この①〜③が今回登場するアイテムです。
①アダプターリング
② レンズフード(①アダプターリングがセット)
③レンズプロテクタ(①がないと取り付けられない)
用途に応じた組み合わせは次の通り
■レンズフードだけ付けたい場合、②のみでOK。
■レンズフードを付けて、プロテクタも付けたい場合、②と③を揃えることになる。
■レンズフードはいらず、プロテクタのみ付けたい場合、①と③を揃える。
ちなみに、②レンズフード単体では売っておらず、①と③を揃えてレンズフードを後から付けたくなった場合、①が重複してしまいます。
さらに何れの場合も、X100F購入時のレンズカバーは使えなくなりますのでご注意を。
プロテクタを付けた状態だと、辛うじてはまりますが、緩くてすぐ外れます。
一般的な49mm口径用レンズキャップを調達し、はめる必要があります。
純正高すぎるんだけど、って人に
レンズフード単体でも約8,000円。プロテクタも入れたら10,000円を超えます。
ただでさえ本体高いのにサプライ高すぎェ・・・という方にはとりあえず互換品があるので一旦安心できます。僕も常時使うかどうかわからないフードに8,000円は無理でした。
互換品のフードを取り付けた状態です。つや消しのため、本体のカラーと若干異なりますが、そこまで気にはならない。
僕が使っている組み合わせです。下記2点の組み合わせで①〜③は揃えることができます。
フードだけに見えるけどアダプタもセット。それぞれ独立型で、先に説明した純正品の②レンズフードと同じです。
マルミのプロテクタをはめた状態。
やはり何も付けない状態と比べると出っ張りますね。これにフード付けると先の写真みたくかなり出っ張ります。
X100Fにレンズフードとプロテクタを付けてみて
逆光対策の面、レンズ保護の面、ルックスの面(ここは好みによりますが)等でフードやプロテクタ選択のメリットはありますが、反面、せっかくのパンケーキレンズの薄さは損なわれますね。
ちなみにフードを付けると、OVFでの撮影時、右隅にケラレが発生します。
個人的にはあまり気にはならないですが、気になる方は要注意です。
何れにせよ互換品だと手軽に試せますので、お悩みの方は是非。