
あけましておめでとうございます。
4年目になった年末年始の話とかシリーズです。ほぼブログを書かなくなりましたが、これだけは続けようと思います。
年末
2025年はまず自邸を購入した。
中古マンションを買って、友人に設計に入ってもらいフルリノベした。詳しいことはいつか書くかもしれないけど、とても気に入っている。かなりマインドシェアを割いた。設計はもちろんのこと、建材の選定や仕上げ、家具など妥協したくないので細部まで拘りを入れた。
買おうかなと思ってから約1年で住み始めるところまでいったので、結構順調に進められたのだと思う。
あとは2024年11月からアトリエを週末植物店として稼働させており、2025年はそれを本格化した。かなりのお金を溶かしてしまったのだが(その分を別の副業でリカバリするなどした)、学びは大きかった。植物屋のことは友人のポットキャストでも話していますので、興味あれば是非。
2025年はリノベと植物屋、この2つだな。ほとんど頭の中この2つだった。
あとはタイに行ったり(ブログ書きかけだった)、フジロックに久々に行ったり、石垣島に行ったり。
本業へのマインドシェアはここ数年で最も下がっていたけど、まあ何とかやっていたんじゃないだろうか。

ということで、年末である。27日から休みに入り、自邸に友人を招くなどして数日過ごした。
新居への引っ越しと共に植物屋は優先度が下がってしまい、もっぱらこの冬は自邸での暮らしを楽しんでしまっている。念願の南向きリビング、そしてルーフバルコニーを得たため、自邸での園芸が非常に快適。

30日から帰省した。4年連続の徹夜帰省となったが、1回の徹夜が数日の体調に影響する年齢になってしまったため、流石にこのやり方は今回で最後にしようと思った。
31日は伊勢に行った。外宮の近くまで来たのでついでに寄った。これくらいのノリで神宮に参れるのは貴重なんだよな。


やりたいことは結構出来たが、仕事も含めて色んなことに手を出して散漫にはなった。本当におじさんになってきたなと思うのが、体力や集中力に幻想を抱いてしまっている点だ。まだティーンエイジャーの自分を見ることがある。
やりたいことは減らないだろうから、その動力を上げなければならない。
YouTube観ない勢だったが、2025年は前年比で結構観てしまった。YouTubeショートでシャブ漬けにされ、ドーパミン依存に拍車をかけるように本編動画を観てしまった。
時間の浪費の仕方でいくと、アルコールや薬物と変わらないのではと思ってしまう。スマホで摂取する分、アルコール等と比べて1日あたりのタッチポイントが何十倍もあるわけだし、直接的にはコストがかかってないのでたちが悪い。



最後に実家から車で15分のvisonへ。ミナペルホネン・ミュージアムで生地を買うのが目的。良いブランケットを発見して一緒に買ってしまった。
実家から15分のところで、東京文化圏のものに接触できる違和感。スターバックスすら知らない田舎だったのだが。
年始


数年会っていない叔母や従兄弟に会うなどした。
両親含め、老いは感じるが年齢の割にかなり元気だ。
地元を離れて18年になる。人生の半分を地元以外で過ごしたことになった。普段は両親のことなどぼんやり頭にはあるが、ほぼ自分の東京での暮らしや未来について考えている。その中に地元はない。

実家に帰ると面倒事が多いと感じる。畑に夕飯のネギを取りに行く必要があるため、日中の帰宅が求められる。近所の法事を手伝う必要がある。公会堂の掃除、ゴミ捨て場の管理などもある。それに伴う、合理的には片付けられないコミュニケーションも多々ある。

東京にいると検知しないものばかりだ。すべて効率化の元に概念すらも消え去っていく。
東京は何でもある。ずっと消費していられる。田舎は消費対象が全然少ない(もちろんネットはあるけど)。ただその分営みを感じる。

1/6は誕生日なので休業。
ヒカリエホールで開催されているウェグナー展に行ってた。ウェグナーはデンマークの家具デザイナーで、日本ではYチェア(CH24)などが有名かと思うが、数々の名作チェアをデザインしてきた巨匠だ。
僕は家具、とりわけ椅子に興味を持ってからウェグナーのザ・チェアを最も美しい椅子と自分の中でポジショニングしている。ソファはGE258。

以前行ったフィン・ユール展の際と同様、今回も織田コレクションから大量の家具が展示されていた。織田コレクションとは世界的な椅子研究家である織田憲嗣氏の50年にわたり収集されたコレクションを指す。これは本当に圧巻の展示だったので、可能であれば是非観に行ってみていただきたい。

会場がホールということで天井が高い。最後のエリアは圧巻で、展示台に4台ほどの家具がレイアウトされ、上部からペンダントライトで照らされている。このライトは一定の周期で明るさが変わる。明るさによって家具の表情も変わる。


色んな角度から椅子を眺めることが出来る。アート作品とも言えるが、日用品であるウェグナーの椅子に対して、最大限の敬意を払った展示に思えた。

会場を出たところで何脚かの椅子に実際に座ることが出来る。
ウェグナーの機能美を追求し、また常にデザインを微調整していく様は日本の職人のアプローチに近いものがある。また、家具職人・木工職人の生真面目さ・技術力の高さはかなり通ずるものを感じる。僕は結構な数の家具に触れた経験があるが、やはり日本の木工家具のビルドクオリティは目を見張るものがある。同等のものをデンマーク家具には感じるし、よって美しい日本建築にデンマーク家具と日本家具が同居しても何ら違和感はない。
ということで良い36歳の誕生日だった。
今年はもっと暮らしを大切にしたいね。
昨年の同記事でこう言っていたが、結構実現できたんじゃないかと思う。
今年は引き続き暮らしを大切にしていきつつ、消費に逃げずに生み出すことや育むことに重きを置きたい。年末年始のあれこれから感じた、今年のなんとなくの展望。

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