結婚式だった(自分たちの)。
これまで長かった。東京に引っ越してくる前から式場探しをしていたから、それを含めると1年以上前から準備していたことになる。
ただ実際ほとんどの準備は1ヶ月前からで、特にラスト1週間の追い込みは自画自賛したくなるほどだった・・・。
色々な自主制作があり、久々の企画みたいで手に汗握った。
結婚式というと極めてプライベートなものだけど、公開できるものは制作過程〜発注〜仕上げまで、また折を見て紹介したい。
当日は想像を超えた多幸感があった。間違いなく、人生のハイライトだ。
私たちのために、こんなにもたくさんの人が笑い、涙してくれるのかと思うと胸が熱くなった。
この日は色んな連続性の中で成り立っていて、人生とはなんて面白いんだろうと思った。
結婚式とは絶対的な幸福の頂点ではない。色んな人生があって、ドラマがある。自分がその連続性の上に立っていることを強く感じたとき、それが1つの幸福なのかもしれない。そんなことを考えた日でもあった。
当日、X100Fを手元に、なんなら首から下げてたのだけれど、中々写真を撮る余裕がなかった。そんな中でトップの一枚を撮れた。
これまでで見た彼女の中で、最も美しかった。カメラをやっている人で結婚式を挙げる人は、とびきりのレンズをつけてこの日を迎えると良いと思う。
私の友人席には5Dを構えるやつが3人もいた。
id:tako3ch はα7ⅱとCONTAX T2だ。ブロニカS2はどうした?
あとは出会った頃からずっとPENTAXな友人(東亞現像)。
新婦側にも式場の現場経験ありのカメラ女子がいた。
僕が式場カメラマンなら、脇汗バッチリだ。
何度かイメージ通り、ドンピシャでハマる光景があった。
その1つが、新婦が父と共に入場してくるシーンだ。
音楽はPenguin Cafe OrchestraのPerpetuum Mobile。
このシーンが頭の中で焼き付いて離れない。
もちろん、全てがうまくいったわけではない。
例えば、音響オペがイマイチだったり。
カメラマンはもう1人頼んでおけばよかったなと思ったり(シーン数の面で)。
(まあその程度しか思うところがない時点で、式自体は成功だと思うが)
だいたいそんなところは、ちょっとケチったところだ。
不要と思ってケチったのではなく、日和ったり、ケチ虫が湧いていたのだ。
あとから思えば大したことないことも、その時はそういうモードに入っている。お金の話は人を小さくする。
これは人生の大きな教訓になった。
教訓を生かし、 早速最新のiMac(27inch)を買った。
人生は有限なのだ。
Preludes Airs & Yodels (A Penguin Cafe Primer)
- アーティスト: Penguin Cafe Orchestra
- 出版社/メーカー: EMI Europe Generic
- 発売日: 1996/07/22
- メディア: CD
- 購入: 4人 クリック: 19回
- この商品を含むブログ (24件) を見る