もう約1ヶ月前ですね。
尾道でのフォトウォーク「たけさんぽ広島」。以前の記事でデジタルで撮った写真をダイジェスト的に振り返っていますが、この日はフイルムメインで撮影をしていました。現像から返ってきましたので、やっと本編を書けます。
カメラはCONTAX RX、レンズはCarl Zeiss Planar50/1.4です。ちなみに私のPlanarはバルサム切れ影響で後玉が思い切りクモっています。一部モヤついてる写真はその影響だと思われます。ここまでクモリが強いPlanarは綺麗なものの半額くらいの値(2万円くらい?)で売られているので、逆にクモリあってOKな人はお得に買えますよ(笑)ご参考まで。
当日選んだフイルムはNATURA1600。
2018年3月末を以て出荷終了した、NATURA1600というフイルム。ISO1600の高感度フイルムで、ある程度暗いところでもストロボ無しで撮影が出来ます。
ただこのフイルム、必ずしもISO1600で使う必要がなくて、ISO400のフイルムとしても使えます。
きっかけとなったのがこの2つの記事。
お二人の写真がとても好きで、憧れも含めて、今回NATURA1600をISO400設定で使うことにしました。
CONTAX RXはフイルム装填する際、使用するフイルムのISO感度を設定します。その際、ISO400で設定して、後はいつも通り撮るだけです。
ネットだと1つ2,000円くらいしてしまいますね。まだ店によっては在庫があるところもあります。そういうところは、生産終了前の相場であった900円前後で売っているはずです。
Scene_1
14時に尾道駅近くのローソンに集合後、第一のチェックポイントであるONOMICHI U2へ向かいます。
ONOMICHI U2はサイクリストのための複合施設。宿泊施設もあれば、レストランや日用品やアパレルが買えるセレクトショップもあります。
この日はSTOMACHACHE.とのコラボ企画の期間中で、物販も賑やかでした。
複数の班に分かれてはじまったフォトウォークでしたが、ONOMICHI U2に到着後すぐに班が崩壊していました。みんなビール買いに行ったり、外で写真撮ったり・・・。
雲ひとつ無い晴天で、とてもじゃないけど開放では撮れませんでした。
RXのシャッタースピードは最速1/4000。F2.8〜4くらいで撮ってました。NDフィルタほしかった。
Scene_2
ONOMICHI U2で予定以上の時間楽しんでしまった一行。
次に目指すは尾道城です。なかなか立派なお城ですが、戦後建てられたもので、博物館だったそうです。現在は閉鎖中で間もなく取り壊されるのだとか。
さて中々ハードなさんぽが始まりました。たけさんぽ改め「たけトレッキング」と化したわけですが、坂が魅力的な尾道です。登ってなんぼ。途中何度も脚を止めて撮影会がありました。
ちょうど光も落ち着いていたところで撮影。艶のある写真になりました。
続いて階段の下から、あおり気味で。これも綺麗に撮れました。
振り返ると、尾道の街と海と向島。
4月末、緑と花が綺麗な季節。
NATURA1600はISO400で使うと粒子感がほどよく抑えられると聞いていましたが、まさにその通り。
さて尾道城に着きました。近くで撮った写真がこれしかない(笑)
城の壁を這う植物に、なんとなく切なさを感じるのでした。
城付近からの撮影だったと思います。ここまで登るとかなり見渡せますね。
気候も相まって、とても爽やかな気分でした。
Scene_3
城を後にして、千光寺に向かいます。千光寺の写真はありませんが(笑)
トンネルを見つけたら、ひとまず撮るよね。
小さい頃、これ繋げて花飾りみたいなの作りませんでした?
ツツジがピークを迎えていました。
千光寺の近くだったと思います。上から撮りたくて走って降りてもらいました。
ロープウェイがあります。下山に関してはロープウェイで一撃・・・とか考えてましたが、結構並んでいて断念。ロープウェイから望む尾道も良いだろうな。
結ばれたおみくじを撮りがち。
灯籠の穴から覗きがち。
Scene_4
もうこの時点で結構良い時間(笑)下っていきます。
もう誰がどこにいるかわからんくなってきました。
被写体力が高い猫がいる公園にきました。
みんな写真好きだし、人も好き。ずっとテンション高かった。
京都っぽい。
帰りは楽ちん。
なんか宙に浮いてるみたいじゃない?(笑)
ピント外してしまって残念だった写真。
日も落ちかけて、フォトウォーク終了です!
まとめ
今回、人生はじめてのフォトウォーク参加でした。どのカメラで行くか悩みましたが、結果フイルムカメラでよかったなと思います。みんなと喋ったりしながら、撮りたいカットをパシっと撮って、次に行く、みたいな感じで余裕を持って楽しめました。
少し現像に時間がかかってしまったため、帰ってきてすぐに写真を見られないもどかしさはありました。しかし仕上がってきた写真を見て、当日の雰囲気みたいなのがフラッシュバック。フイルムの醍醐味ですね。
何枚かプリントして、これもまた良かったのでまたブログかTwitterでお見せできればなと思います!
では!