No.26(仮)

生活とか写真とか音楽とか?あと美味しいもの?

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外山滋比古「こうやって、考える。」から得る、写真のヒント。

写真がうまくなりたい、良い写真が撮りたい、自分らしい写真が撮りたい。

色んな人の作品を見てみたり、テクニック本を読んでみたり。

そうすればするほど、迷宮に入ってよくわからなくなってくる。

 

って感じで、最近ピンとくる写真が撮れないなーって悶々としています。

そんな中、たまたま書店で見つけた外山滋比古さんの本「こうやって、考える。」にヒントとなる言葉がいくつかありました。

特に写真のことは考えず、なんか最近思考停止してるなーと思い、少しでも頭を動かすきっかけになればと買った本なのですが。

外山滋比古「こうやって、考える。」から得る、写真のヒント。

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著者 外山滋比古さん

この本は外山滋比古さんの多数ある著書から、発想力や思考力を磨くような言葉を抜粋した編集本です。1ページ1引用×150。スキマ時間にも読みやすい本です。

外山滋比古さんと言えば、「思考の整理学」

思考の整理学 (ちくま文庫)

思考の整理学 (ちくま文庫)

 

本屋のなんたら企画でよく登場しますね。東大・京大生が一番読んでる〜っていうやつ。僕も大学生の頃読みました。さっぱり覚えていません・・・

いくつか抜粋してみます。

まずは自分で見る

テーマを発見せよ、というと、目ぼしい参考書をあさって、何かおもしろそうなことはないか、とうろつきまわることがすくなくないが、順序が逆である。ひとのめがねでものを見てから自分の目で見ても、正しく見えるはずがない。まず、自分で見る。

- p.033

作例を見すぎてしまうと、二番煎じにしかならないあるある。

作例通りに撮ってみるというのも一つですが、まずは自分の感覚で撮ってみる→近いシチュエーションの作例を見てみる、というプロセスの方が気付きが多いかもしれません。

おどろく心を維持する

発見するには、成心があってはならない。何とか発見してやろうというような緊張があってはならない。かたくなな心ではだめである。心を半ば空しくしている必要がある。純真で、素直でなくてはならない。ものにおどろく心を失わないようにしなくてはならない。目をふさいで新しいものを発見しようとしても無理である。目をあけていても、一つの方向に釘づけされていては充分に見ていることにはならない。

- p.024

良い写真を撮ろうとすれば撮るほど、なんかピンとこない写真が量産されるあるある。スランプってやつ?

僕はデジタルでばかり撮ってますが、デジタルだと撮影→確認→撮影の過程で、何とか正解を作ろうとしてしまいます。スランプ時はそれが良くない気がする。被写体より撮影結果ばかり見てしまいますから。

そんなときは写ルンですとかでシャッと撮ると、意外と良いのが撮れるのです。

編集視点で考える

"知のエディターシップ"、言いかえると、頭の中のカクテルを作るには、自分自身がどれくらい独創的であるかはさして問題ではない。もっている知識をいかなる組み合わせで、どういう順序に並べるかが緊要事となるのである。

-p.035

これは先ほどの「まずは自分で見る」と反する様に思えますが、その先の話のように感じます。

自分で見たものの料理方法は、まるで独創的なものである必要がない。過去の見聞の引き出しから、色んな構図や露出を試したり、詩的なつなぎ合わせや、オマージュとなる写真を撮れるといいのではないでしょうか。

放っておく

 外国に、"見つめるナベは煮えない"ということわざがある。早く煮えないか、早く煮えないか、とたえずナベのフタをとっていては、いつまでたっても煮えない。あまり注意しすぎては、かえって、結果がよろしくない。

 しばらくは放っておく時間が必要だということを教えたものである。
考えるときも同じことが言えそうだ。あまり考えつめては、問題の方がひっこんでしょう。出るべき芽も出られない。

- p.044

最後はコレ。なんかイマイチうまくいかないときは、特に何もしない。

「写真を撮らない週」を作るのも良い。

楽器だって、ちょっと触らない期間を作ると、急に上手くなってたり、今まで出てこなかったフレーズが出てきたりするもの。

おわりに

こんな感じで、個人的にハッする文がいくつかあり、紹介してみました。写真について書かれた本では無いですが、それを頭で咀嚼して写真に繋げるのは結構楽しかったです。

あ、そもそも購入時の「ちょっとでも頭を動かすきっかけ」にもなりましたよ。また何か行き詰まってきたら、パラっと開いてみたくなる本です。

うまくまとまりませんが・・・少しでも参考に、何かしらのきっかけになって頂けると幸いです。 

では!

こうやって、考える。

こうやって、考える。